2019年の立秋は8月8日。
二十四節気では、8月8日頃~処暑の8月23日頃までを立秋といいます。
朝夕が涼しくなり、秋の気配が立つころ・・・と言われ、
暦の上では立春からちょうど半年が経過し、この日から立冬の前日までが秋になります。
とはいえ・・・
まだまだ日中はまだ残暑が厳しく1年で最も気温が高くなる時期です。
梅雨が明けて一気に暑ってきたところで、秋という感じはしませんよね?
立秋の他にも季節ごとに立春、立夏、立冬など
季節の大きな節目があり「四立(しりつ)」とも呼ばれています。
「立春・立夏・立秋・立冬」の前の日を「節分」と表していましたが、
今では春の「節分」だけが残っています。
「節分」というと豆まきを行う春の「節分」のイメージが強いですよね!
その他にもよく知られているのは、「夏至・冬至」「春分・秋分」などですよね。
・昼夜の長短が最大・最小となる「夏至・冬至」
・昼夜の長さがほぼ等しくなる「春分・秋分」を各季節の分かれ目とします。
この時期はお盆を前に各地では
夏祭り・花火大会が各地でたくさん開催され。夏のレジャーもを楽しめる時期です。
残暑見舞いを出してまだまだ楽しめる夏を惜しんでみるのはいかがでしょうか?
この日から、暑中見舞いではなく残暑見舞いになります。
普段はハガキを出す機会の無い方も、年賀状だけのお付き合いの方へ
季節を感じられる残暑見舞いを送ってみても良いかもしれません。
★マナー・文例の参考に!
★年賀状で「おたより本舗」で注文していたら、ログインすればそのまま住所録を使えますよ!
残暑が厳しくても、ハガキを出すのは8月末までにしましょうね。
暑い夏のなかにも、よく観察してみると秋の気配を感じることができます。
夏の風と秋の涼やかな風が混在し始め、空には巻雲など秋の雲が見えることも。
七十二候(しちじゅうにこう)は二十四節気を細分化した季節の目印です。
二十四節「気」と七十二「候」をあわせて「気候」となり、
その時期の「兆し」を短文で伝え、繊細な季節のうつろいを感じることができます。
★七十二候の例
・半夏生(はんげしょうず)
7月1日頃半夏が生え始める頃。田植えを終える目安とされました。 「半夏」は「烏柄杓」(からすびしゃく)の異名。
・涼風至(すずかぜいたる) 8月7日頃涼しい風が吹き始める頃。 まだ暑いからこそ、ふとした瞬間に涼を感じることができます。
引用:暮らし歳時記
日本の夏は南から北へと風が吹く地域が多いです。
お家の南側の窓だけを開けていても空気の出口がないので熱気が室内にこもってしまいます。
そんな時は北側の窓を、南側の窓と同時に開けてみましょう。
北側を開ければ空気の通り道ができます。
部屋や廊下を涼しい風が流れ、室温を下げることができるので
ぜひ試してみてください。