立冬は11月8日頃(2019年は11月8日)から小雪までの期間。
立冬とは、冬の始まりのことで、 「立」には新しい季節になるという意味があります。
立冬を過ぎると初霜が降りて冬の佇まいへと変わり、この日から立春の前日までが冬と言われます。
立春、立夏、立秋と並んで季節の大きな節目。
朝夕冷えみ、日中の陽射しも弱まって来て、冬が近いことを感じさせる頃で、
木枯らし1号や初雪の便りも届き始めます。
節分とは「季節を分ける」ことも意味しています。
雑節の一つで、各季節の始まりの日(立春・立夏・立秋・立冬)の前日にあたります。
スーパーなどでは、立春同様に太巻きが売られている場合も見られますね!
木枯らしとは、晩秋から初冬にかけて吹く、冷たくやや強い風のことです。
気象的には、10月半ばから11月末にかけて西高東低の冬型の気圧配置の時、最大風速8m/秒以上の西北西から北向きの風のことをいいます。
昨年(2018年)の12月1日には「木枯らし1号」が東京では1979年以来39年ぶりに観測されなかったと気象庁も発表していました。
今年の木枯らし1号はいつになるのでしょうか?
近畿地方で「木枯らし1号」 昨年より18日早く吹いたようです。
秋晴れのなか、木枯らしに揺れる紅葉はいかがでしょうか?
川を渡らないととたどり着くことができない神社を守るように存在する「木枯森」
川のなかに存在する森の姿は幻想的です。水もきれいで豊かな自然が残っています。
木枯森の豊かな自然のなかで木枯らしを楽しむのはいかがでしょうか?
清少納言の「枕草子」にも「森は・・・木枯らしの森」と読まれ、
駿河国の歌枕として親しまれてきたところです。