6月21日頃(2020年は6月21日)から小暑までの期間。夏至(げし)と読みます。
一年で、昼間が最も長く、夜が最も短い日。冬至と比較すると、昼間の時間差は4時間以上もあります。暦の上では夏季の真ん中にあたりますが、実際には梅雨の真っ盛りで、農家では田植えに繁忙を極める頃。暑さのピークは1カ月ほど先になります。
沖縄では、この頃に吹く湿気を帯びた南~南西の比較的強い季節風を「夏至南風(カーチーベー)」といいます。この風が吹くと、梅雨が明けて本格的な夏の訪れるそうです。
冬至にはかぼちゃを食べる風習がありますが、夏至は地方によって様々で、関西ではこの日にタコを食べる習慣があり、関東地方では焼き餅をお供えたりします。
作物がタコの足のように、大地にしっかりと根を張ることを祈願するという意味が込められているそうです。
タコには、アミノ酸の一種であるタウリンが豊富に含まれています。
暑さで疲労感が増す・・・こんな季節にタコを食べるのは、栄養面からみても理にかなっていますね。
タコは油で調理すると、脂溶性である美肌効果のビタミンEやビタミンAの吸収率を大幅アップできます!ビタミン類を効率的に摂るなら、加熱は短時間にしましょう!
疲労回復に作用するタウリンは、水溶性なので茹でると煮汁に溶け出してしまいます。
煮汁も吸収できるタコ飯おすすめです!